空 瓶 通 信

　家人に持たせるために焼いた食パン。家人は明日から留守なのです。行った先での、数日分の朝ご飯です。

　今までで一番きれいに焼けました。これで写真の腕があればなぁ……。
　とにかく、記念に載せてみました。

　朝顔なしの夏になるのかしら、と、さみしく思っていたのですが、良かった。芽を出しました。芽を出す種にようやく出逢えた。今朝から、ベランダのプランタには、朝顔の双葉が並んでいます。

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　蚊取り線香の煙が、部屋のすみからゆっくりとあがって。
　夏の夜です。
　人を待っているところです。

　（原作を読んだ感想 → 空 瓶 通 信 » 梨木香歩『西の魔女が死んだ』）

　先月末に、映画『西の魔女が死んだ』を観てきました。
　原作を読んでいましたので、わたしにとっては何一つわからぬところのない物語でした。その点が、少しだけ残念ではありました。映画を最初に観ていたら、また違う鮮烈さで、この映画を受けとめたという気がするからです。
　ですが、観て良かったです。主人公の少女の表情が、今も心によみがえってきます。

　ということで、映画の感想です。興味がおありの方は、続きをどうぞ。

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　この夏はじめての冷やし中華。
　トマトときゅうりと錦糸卵。蒸し鶏と白ごま。麺はマルタイの棒ラーメンのものを。たれは、料理の本を見て、別に作りました。

　実に好評でした。また作る。

　早朝に大きな雷。眠りをやぶられてしまいました。
　轟く雷鳴と、鋭い光に、思わずタオルケットをぎゅっと抱きしめて、こわくないこわくないと。
　しばらくして、激しく降る雨の音だけが心に響くようになってから、再び眠りに落ちました。

　そして七時に起きました。夢は覚えていませんでした。
　朝の日射しに道はすでに乾きはじめていました。

　今日は、ぼんやりして過ごしました。
　わたしの持つ、あるあこがれのこと。遠くにいる大好きな恋人のこと。次に作る料理のことパンのこと。お金のこと。花のこと。夏のこと。
　ぼんやりと考えごとをして、そして一日が終わりました。