空 瓶 通 信

　簡単なチョコレートケーキを焼きました。
　くるみ入り。最後にココアパウダーをふるいかけました。
　七分立てにした生クリームを、横に添えたら、なお良かったかなぁと思います。

　夕飯は、ポトフでした。
　にんじんとじゃがいも、セロリとキャベツ、牛肉のかたまりを少しと、骨付きの鶏肉。ローリエも入れて、圧力鍋で煮込みました。
　粒マスタードをつけて。ちょっと食べ過ぎた気がします。ついでに、舌をやけどした。

　チョコレートケーキは、夕飯の後に食べました。

　今日はわたしは、さみしさに心ふるわせていましたが、それは、空模様が、そうさせていたのかもしれません。
　小雨と、風と、流れていく雲の一日でした。それはぜんぶ、わたしの好きなもので、そして、ものさびしさもまた、わたしの好きなものではあるのですが。

　からだが凍えてしまうと、心もまた凍えてしまいますね。
　外は雨。そして風。

　「わたしの好きな詩」というページを作りました。ウェブログ上部、またはサイドバーの中ほどから、行くことが出来ます。サイドバーのほうは、「最近のコメント」の上です。こちらからであれば、それぞれの紹介記事に直接とぶことが出来ます。

　好きな詩を集めて、自分なりのアンソロジーを作りたいなと。そう以前から思っていて、その一歩です。この場所でひとつひとつ書き溜めて、数が増えたら、あらためて全体を編んでいこうかなと考えています。

　『とほうもない望み』という詩の紹介を、今日、あらたに書きました。また、『その名は歓び』と『夜道』は、こちらの本来のウェブログの記事としてのせていたものを、大きく加筆・修正し、あらためて投稿しています。もしお暇でしたら、もう一度、チェックしてください。
　
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　bkntmrg のことを、詩人だと言ってくれる人がいるたびに、わたしは実は戸惑っていたりします。少なくとも、わたしはもうずっと詩をかけてはいませんし、この先も書けるという気がしていないのです。わたし、詩人でしょうかね。わたしは、詩が好きなんだろうか。よく、わからないのです。
　ですが、詩人だと言われると、もうちょっと、わたしはがんばらなきゃな、という気持ちになります。
　最近は、家にある詩集を、再び手に取り、開いてみています。

　いつのまにか私の心は、あなたに関する、覚え書きでいっぱい。

　彼女は、カメラのレンズを向けられるのがひどく不快であるらしいのです。カメラのレンズを向けていると、しばらくして、怒っているのか抗議しているのか、必ず飛びかかってきます。かみつかれる。彼女の写真を撮るのは、とてもたいへんです。

　この写真は、彼女が油断してぼんやりしているところを、走って近づいていって、撮りました。携帯電話のカメラで、ぱちり。ちなみに、撮ったあとも、すぐさま走って退却。

　不審な行動の bkntmrg を見上げて、（なによ？）という表情の、うちの猫です。メスです。三毛猫です。
　人懐っこくて、甘えん坊で、bkntmrg の家族ととても仲良し。かわいい。

　好きな人の、子どもの頃を見てみたいなぁ、なんて。そういうことを思うのは、わたしが女性だからかな。

　たとえば終業式を終えて、さあ明日から夏休みという日の午後。
　海に行って、ふねを作って遊んだのなら、わたしはその時の海辺にゆきたい。小学生の彼の人を見てみたい。岩陰に隠れて、潮風に紛れて、遠くから。

　暗くなってから、ひとりで散歩をしたのなら、その夜にゆきたい。見上げる星をさえぎらないようにして、ひっそり、風にのって、中学生の彼の人の横顔を。

　時間旅行が、もし出来るなら。そして、わたしに好きな誰かがいるなら。
　その人が大人になる少し前までの間、いつでも遠くから、少しだけ、覗いてみたい。会いに行きたい。大好きな人の子どもの頃に。