初音ミクや鏡音リンなどのソフトウェアで演奏された楽曲、なかでも、どこかの誰かが作ったオリジナルの曲を、いつからかたまにチェックするようになりました。
 いいなぁ好きだなぁと思う人や作品との出会いを、ここでもわたしは探しているのかもしれません。

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 先日にも書いた「すすすす、すき、だあいすき」を作ったジェバンニPさんは、好きな作家のひとりなんです。

 ジェバンニPさんについては、アンディー・メンテというサークルで多々発表されているフリーゲームもよく遊ばせて貰っていますし、本名名義で講談社から出されている小説もチェック済みで、これはもうファンなんですと言わねばならないのかもしれないのですが……。

 「すすすす~」の他にも、「リンカーネーション」「鏡音リンでシューティングゲームを作ってみた」「リン廃宣言」「リンリンリンってしてくりん♪-テルミクス-」など、このところ延々リピートして聴いています。「リンのすべて!!」というアルバムに収録されている曲は、わたしは急にカラオケでマイクを握らされても歌えると思います。よく聴いています。

 歌詞が好きなのですよね。そして、曲が気持ちいいです。

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 もうひとり、タイプが違うのですが、紹介したくなってしまいました。
 

 
 古川Pさん。この方の作品ではこの曲を初めて聴いたのですが、興奮してしまいました。
 この方の書く歌詞は少し詩に近いですね。詩的だと感ずる。わたしは現代詩っぽいものをあまり好きになれないほうなのですが、でも、心震えました。
 他に、「CRAWL」「ピアノ・レッスン」も良いです。曲に添えられた映像もまた。
 「Alice」の作者本人によるセルフカバーも素敵です。

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 ああこの人は本当のアーティストだ。
 そう思うような出会いは、いつでも、心躍ります。とても劇的で、とてもうれしい瞬間、とてもうれしい出会いなんです。